クレジットカードの分割払いは24回払いまでが一般的。
その為、大多数のカードでは24回以上の分割は、したくても出来ません。
そんな中、最大60回払いまで対応しているクレジットカードがイオンカードです。
60回払いも使えるクレジットカード!
但し、イオンカードが60回払いに対応しているからと言って、全てのお店で60回払いを利用できるわけではありません。
例えばAmazonでは最大24回払いまでしか利用できません。
楽天市場は利用する店舗によっても変わってきますが、24回までの店舗が多いようです。
実店舗の場合でも同じように、回数が制限されている場合が多いので確認が必要となります。
また、イオンカードの場合後から分割の機能を使う事は出来ないので、利用店舗のルールに従う必要があるのです。
超便利な後から分割が利用できるカードの記事を徹底考察した記事は以下から。
これまで、当サイトでは3回払い~24回払いまでの特徴と発生する金利を詳しく考察してきました。
24回払いでも金利の多さにビックリしましたが、60回払いだと一体どうなってしまうのでしょうか?
5年間もの長期払いとなると、ある程度の金利は覚悟の上だとしても、目安としての金額を知りたいですよね!
今回は、クレジットカードの中で最長となる60回払いの特徴と金利について!
60回払いの金利はどの位なのか?
支払い金額を1/60と悪魔的な金額まで刻める分割60回払い!
100万円の高額な買い物でも、60回払いなら月々1万6千円の支払いでOK。
まじっすか!!
と喜んではいけません・・これは金利を含めない金額での話。
では、60回払いの金利手数料はどの位なのでしょうか?
下記の表では、クレジットカード利用規約に記載されてる、分割払い100当たりの手数料を参考として表にしたものです。
※具体的なの支払い金額は利用するカードや契約内容によっても変わるので、目安としての数値となります。
カード名 | 100円当たりの手数料値 | 1万円に対する手数料 |
---|---|---|
イオンカード | 33.6 | 3,360円 |
エムアイカードプラス | - | - |
三井住友VISA | - | - |
ドコモ dカード | - | - |
ビューカード | - | - |
ライフカード | - | - |
Yahoo!カード | - | - |
楽天カード | - | - |
リクルートカード | - | - |
JCBカード | - | - |
セブンカード・プラス | - | - |
エポスカード | - | - |
REXカード | - | - |
60回払いが利用できる唯一とも言えるクレジットカードがイオンカード。
他にも、KOJIMA×BIC CAMERAカードのように、イオンカードの提携カードであれば60回払いが可能となります。
ヨドバシカメラのクレジットカード「GOLD POINT CARD+」も60回払いが使えない訳ではありませんが、ヨドバシカメラ限定・・
表を見て分かるように、60回払いはイオンカードだけの特徴とも言えます。
ただし!
気軽に使ってよい物ではないという事も表を見ると分かります。
1万円の商品を100回払いで支払った場合の手数料は3,360円。
つまり、総額の3割以上を手数料で持っていかれるわけです。
100万円であれば、33万6千円が手数料となるので凄まじい金額ですね・・
恒例のAmazonで買い物した場合を、60回払いの例として考えて行きたいと思いますが、
実際にはAmazonでは60回払いを利用する事はできないので、あくまで参考の値です。
イオンカード60回払いで50万円の商品を買った場合の手数料
例えば50万円のネックレスをイオンカード60回払いで支払った場合。
33.6(100円当たりの手数料)×500,000円(ネックレス代金)÷100=168,000円(分割金利手数料)
500,000円(ネックレス代金)+168,000円(分割金利手数料)÷60(分割回数)=11,133円(月々の支払い)
つまり、50万円の商品をクレジット60回払いで支払うと・・
月々の支払は
1万1千円133円
これだけ見ると、「60回払いって意外とありかも?」と思ってしまいそうですが・・
しかし、分割手数料として見れば、16万8千円を支払っている事になります。
月々の分割手数料の負担は2,800円。
5年間も毎月2,800円を手数料として取られ続ける訳ですから、60回払いを利用する際は本当によく考えてから使った方が良いでしょう。
例えば、同じ50万円のネックレスを他の支払い回数で支払うと金利はどうなるのでしょうか?
60回払い時の手数料シミュレーションの例
※シミュレーションの数値は、あくまで参考の数字となります。
[jazzy form="60"]支払い回数別の金利を比較
同じ金額であっても支払い回数が増えると手数料の額もどんどん高くなります。
手数料は支払い回数で割るので、毎月の痛手としてはそれほど感じませんが、総額で考える事が重要です。
※イオンカードで50万円の商品を分割払いにした場合の回数別手数料の例。
回数 | 手数料の総額 |
---|---|
1回払い | 0 |
2回払い | 0 |
3回払い | 8,400円 |
5回払い | 14,000円 |
6回払い | 16,800円 |
10回払い | 28,000円 |
12回払い | 33,600円 |
15回払い | 42,000円 |
18回払い | 50,400円 |
20回払い | 56,000円 |
24回払い | 67,200円 |
30回払い | 84,000円 |
36回払い | 100,800円 |
48回払い | 134,400円 |
60回払い | 168,000円 |
この表を見ると、50万円を利用した場合の金利は、回数×2,800円が手数料になっている事に気づきます。
もちろん、手数料が一切発生しない1回や2回しか使わないのが一番良いのですが、家計上のやりくりとして、分割払いが必要となるケースも多々あります。
イオンカードは数あるクレジットカードの中でも、分割手数料が安い事に定評のあるカード。
分割払いに特化している特徴!
年利10.05~12.04%の超優秀カード!
(多くのクレジットカードが少ない回数でも15%近くの実質年利となる)
分割払いは確かに手数料が発生する支払い方法ではありますが、計画的に利用する事で本当に助かるケースも多くあります。
何回払いであれば、無理なく支払う事ができるのかを良く考え、賢くクレジットカードを利用する事が重要と言えます。
イオンカードの詳しい解説は以下のページにて。