分割払いの支払い方法の中でも、毎月の支払負担を1/10まで引き下げられるのが分割10回払い!
毎月の支払も一桁少なくするだけなので、金額の予測が立てやすい事から人気の支払い方法です。
ただ、気になるのは金利をどの程度払う事になるのかですよね・・
今回は、桁違いに支払い負担を少なく出来る10回払いの支払い方法について徹底考察していきます!
クレジット10回払いの金利手数料はどのくらい?
クレジットカードの分割手数料は、支払回数が多くなる程、毎月の負担額が少なくなりますが、手数料はそのぶん高くなってしまいます。
手数料を取られるのはしょうが無いにしても、どの程度払う必要があるのか目安として知っておきたい所ですよね!
今回は、人気のクレジットカードを例として、1万円を10回払いで支払った場合の手数料を一覧表にしてみました。
手数料の計算方法は、各クレジットカード利用規約に記載されている100円当たりの手数料から算出。
利用金額が3万円なら手数料は3倍、10万円であれば単純に10倍にする事で、目安となる手数料を導きだせます!
※具体的なの支払い金額は利用するカードや契約内容によっても変わるので、目安としての数値となります。
カード名 | 後から分割 | 100円当たりの手数料値 | 1万円に対する手数料 |
---|---|---|---|
エムアイカードプラス | 〇 | 4.78 | 478円 |
ビューカード | 〇 | 5.58 | 558円 |
イオンカード | ✖ | 5.6 | 560円 |
三井住友VISA | 〇 | 6.7 | 670円 |
dカード | 〇 | 6.7 | 670円 |
ライフカード | 〇 | 6.8 | 680円 |
Yahoo!カード | ✖ | 6.8 | 680円 |
楽天カード | 〇 | 6.8 | 680円 |
REXカード | ✖ | 6.8 | 680円 |
リクルートカード | 〇 | 6.8 | 680円 |
JCBカード | 〇 | 7 | 700円 |
セブンカード・プラス | 〇 | 7 | 700円 |
エポスカード | 〇 | 7 | 700円 |
手数料の金額は総合計となるので、実際の金額は1/10を毎月支払う事になります。
10回払い程度であれば、手数料の金額もビックリする程では無い事がわかりますね。
これだけでは分かりずらいので、標準的な手数料となる楽天カードを例として計算してみます。
楽天カード10回払いで10万円の商品を買った場合の手数料
Amazonで11万6,500円のカメラを、楽天カード10回の分割払いで支払った場合。
116,500円(カメラ代金)×6.8(100円当たりの分割手数料)÷100=7,922円(手数料の総額)
116,500円(カメラ代金)+7,922円(手数料の総額)÷10(分割回数)=12,442円(毎月の支払金額)
つまり、手数料だけで考えると7,922円の10回払いとなる月額792円が10回分割払いの金利手数料となります。
もちろん、手数料が無料で済む1~2回払いで支払うのが一番良いのですが、年に1回くらいであれば、お小遣いの範囲内で一番欲しい物を購入するのも有りでは無いでしょうか。
時間との引き換えとなる、月額792円は痛手ではありますが、10ヵ月間の我慢と金利792円のどちらの選択がベストなのかを良く考える事が重要です。
今回は11万5千円を例としましたが、たとえば5万円の商品だった場合は月額340円が手数料の目安となります。
クレジットカード10回払い時のシミュレーション
※シミュレーションの数値は、あくまで参考の数字となります。
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10回払いにおすすめなクレジットカードは?
10回払いであれば、それほど手数料を意識するまででは無いと思いますが、利用金額によっては分割金利の安いクレジットカードが優位になってきます。
例えば、上記の11万5千円のカメラを他のクレジットカードで支払うとどうなるでしょうか?
カード名 | 10回払いの手数料(月額目安) |
---|---|
エムアイカード | 5,497円(549円) |
イオンカード | 6,440円(644円) |
楽天カード | 7,922円(792円) |
エポスカード | 8,050円(805円) |
金利が最も安いのは、三越・伊勢丹グループでお得に利用できるエムアイカード。
このカードの場合、年会費2,000円+税の有料クレジットカードではありますが、10回払いの利用金額が大きい場合は持っておく価値は十分にあると言えます。
利用金額が大きくなる場合は、初年度は年会費が無料となる特徴を利用してピンポイント利用として、作ってみるのも有りかもしれません。
年会費無料で手軽に金利手数料を抑えられるのが、イオンカード。
後から分割の機能が使えない点がデメリットではありますが、汎用性の高いイオンでお得に利用できるので、高額払いでの分割用カードとして持っておいて損は無いと言えます。
イオンカードは、最大60回払いまでの長期支払いが利用できる、分割払いに特化した特徴的なカードなのです。
10回払いの支払い方法まとめ
10回払いの支払い手数料は10万円以上になってくると金利の額もだんだんと大きくなってくる事がわかりました。
ほとんどのカードでは、10回払いとなると年利15%に限りなく近くなってくるので、カードの優位性は薄れてきます。
しかし、金利が気になる方や10回払いでの利用額が大きい方は、手数料の安いカードを検討するのも良いかと思います。
また、店舗の事情により10回払いが利用できないケースも考えられるので、一括払いでの支払いを自由に分割払いに切り替えられる後から分割の機能を有したカードがおすすめ!
当サイトでは、後から分割の機能を持った人気カードの特徴を分かりやすく紹介しておりますので、参考にしてみて下さい。