年会費無料!後から分割クレジットカード
使い勝手の良い後から分割カードの中にも、年会費無料で利用出来る特徴を持ったクレジットカードが登場しています。
カードスペックを見ても有料のカードと比べても遜色の無い特徴を持った高性能なカードが、高い人気を集めています。
しかし、年会費無料のクレジットカードを選ぶ場合でも注意点があるのです。
年会費無料のクレジットカードを選ぶ際の注意点
??ポイント交換の最低利用金額を見落とすな!
年会費無料のクレジットカードは、基本的に利用金額が少ない方に向いているカードです。
しかし無料だからと言っても、どれでも良いという訳ではありません。
注目すべき点は
- ポイント還元率
- 貯まったポイントの使い道
- ポイントの有効期限
- 最低ポイント交換単位
例として、毎月3万円をカードで使う人が下記の無料カードに入会しました。
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0% |
ポイント獲得 | 100円=1P |
最低ポイント交換単位 | 5,000P |
ポイント交換先 | キャッシュバック |
ポイント有効期限 | 1年間 |
この場合、一年以内に累計50万円以上利用しなければポイント交換可能な最小単位まで届きません。
月額に換算すると平均4万1千円以上カードを利用しなければ、次々にポイントが失効してしまいます。
これでは、たとえ年会費無料で高いポイント還元率のカードを持っていても、ポイントが全て無駄になってしまいます。
5,000P(交換単位)/1P(ポイント獲得単位)=5000口
5,000×100円=500,000円(ポイント交換出来るまでの利用料金)
500,000円/12(有効期限)=41,666円(失効させない為の月額最低利用金額)
つまりこのカードの場合、毎月3万の利用では永久にキャッシュバックが出来ないという訳です??。
このように、年会費無料のカードであっても利用金額に応じたカード選びが重要となるのです!
デメリットを見逃すな!
年会費無料カードの注意点
年会費無料のクレジットカードを選ぶ際には、ポイント還元率も重要ですが、入会するカードの良い点ばかりを見て入会を決めるのは危険です。
それぞれのクレジットカードには良い部分だけではなく、必ずデメリットも存在しているはず!
無料のクレジットカードに入会する際は、デメリットも理解しつつ納得して入会する事が重要となります。
リボ払い専用カード
リボ払いとは毎月の支払上限を決め、月々の支払額を一定にする支払い方法です。
(例)1万円を上限としている場合、月々の支払額は1万円以上にはならず、翌月以降に自動繰り越しになります。
カードの利用額に関係なく、月々の支払が同じ金額なので毎月の支払が楽になる事がメリットです。
しかし、必ず金利が発生する点、使い過ぎている事に気づきにくい点がデメリット。
リボ払い専用カードはポイント還元率が高い特徴がありますが、全ての支払いが自動的にリボ払いになってしまうので、利用金額の多い方は注意が必要です。
2回払いでも手数料が発生するカード
ほとんどのクレジットカードは、一括払い・2回払い・ボーナス一括払いの利用では、手数料は一切発生しません。
しかし、カードによっては2回払いでも手数料が取られるカードもあるので、自分の使うカードの支払い方法を把握しておくと良いでしょう。
ポイント交換先が限定的
せっかくポイントを沢山貯めても、使い道に魅力が無いカードでは意味がありません。
ポイントの使い道はカードによって全く違うので、お得なカードにクレジットカードを使いたい方は必ずポイントの使い道を確認しましょう。
また、ポイントの使い道が優秀であってもポイントレート(1ポイントの価値)が、交換する物によって違う場合もあるので注意が必要です。
ポイント還元率が低いカード
ポイント還元率とは、利用金額に応じて貯まるポイントの割合です。
一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5%
(例)200円の利用で1P貯まる(1P=1円の価値)
(例)1000円の利用で1P貯まる(1P=5円の価値)
最近では、年会費無料・後から分割可能のカードであっても、一般的なカードの2倍ポイントが貯まる、高還元率のカードも登場しています。
また、基本となるポイント還元率以外でも、利用する店舗によってポイントアップする特徴を持ったカードもあるので、自分の相性に合ったカード選びもポイントを賢く貯める事に繋がります。
分割手数料以外の費用が発生するカード
クレジットカードには利用するカードとは別に、オプションで付ける事が出来るカードがあります。
家族カード・ETCカード・電子マネーカードなど
カードによっては、年会費無料のカードであってもオプションカードには年会費が発生する場合もあるので、注意が必要です。
年会費無料おすすめ!後から分割クレジットカード
JCB CARD W
年会費 | ポイント還元率 | 後から分割 | ポイント獲得 |
---|---|---|---|
無料 | 1.0% | 〇 | 1,000円の利用ごと=2P |
ポイント交換単位 | ポイント有効期限 | ポイントを失効させない為の最低利用額 | |
200P~ | 2年間 | 月間約4,000円以上 |
1.0% | 1.5% | 2.0% | 3.0% |
---|---|---|---|
一般加盟店 | エッソ | Amazon | スターバックス |
公共料金 | モービル | セブンイレブン | |
ゼネラル | イトーヨーカドー | ||
昭和シェル石油 |
主なポイント交換先の例
ポイント交換は、定番商品から人気家電まで豊富に取り揃えているので、使い道に悩む程。
キャッシュバックや金券・ポイント交換に利用すれば節約にも!
JCBのチャージ型プリペイドカード「JCBプレモ」との交換も使い道が多くおすすめ。
ギフト券 | ポイント交換 |
---|---|
JCBギフトカード | nanacoポイント |
iTunes Card | Tポイント |
東京ディズニーチケット | 楽天ポイント |
全国共通お食事券 | au WALLET |
マックカード | dポイント |
ポイントの交換単位は200Pからなので、月額約4千円以上のカード利用がある方であればポイントを失効せずに交換できます。
申し込みに、39歳以下・WEB申し込みからの限定という条件が付いている点がデメリットですが、条件に合う方には最もおすすめ出来る、無料&後から分割カードです。
年会費 | ポイント還元率 | 後から分割 |
---|---|---|
無料 | 1.0% | 〇 |
ポイント交換単位 | ポイント有効期限 | ポイントを失効させない為の最低利用額 |
1P~ | 4年間 | - |
一般的なクレジットカードの2倍ポイント貯まる特徴があり、特にローソンを利用する方におすすめ。
1% | 2% | 4% | 5% |
---|---|---|---|
一般加盟店 | ENEOS | スターバックス | ローソン |
公共料金 | 三越伊勢丹 | ||
洋服の青山 | |||
コナカ |
後から分割を利用するには1回の支払い金額が5万円以上の制限があるので、大きな買い物でのみ利用出来る事を理解しておく必要があります。
また、ドコモユーザーであればキャッシュバックを利用できますが、他社ユーザーはdポイントの使い道が少ない点がネック。
楽天カード
年会費 | ポイント還元率 | 後から分割 | ポイント獲得 |
---|---|---|---|
無料 | 1.0% | 〇 | 100円の利用ごと=1P |
ポイント交換単位 | ポイント有効期限 | ポイントを失効させない為の最低利用額 | |
1P~ | 1年間(延長制度あり・最大無限) | 年間100円以上 |
楽天市場を多く利用する方は、ポイントが貯まりやすくおすすめ!
実店舗でのポイントアップ加盟店もあるので、チェックしておくと良いでしょう。
1.0% | 2.0% | 3.0% |
---|---|---|
一般加盟店 | ENEOS | コナカ |
公共料金 | てもみん | 自由空間 |
大江戸温泉物語 | ||
サカイ引越センター | ||
アート引っ越しセンター |
大きなデメリットもそれ程無い楽天カードですが、ETCカード年会費が540円/年発生する点に注意。
キャンペーンの種類が多すぎて、分かりづらい事も・・
そして、ポイント交換先が楽天スーパーポイントに限定される点などが考えられます。
しかし、楽天スーパーポイントは楽天Edyとの交換も可能なので、たとえ楽天市場を利用しない方でもポイントが無駄になる事はありません。